色彩人類学
インタビュー|私と色の出会いと未来 #005 小川良子さん
CLE 協会で色を学び自分らしく活動を広げている診断士をご紹介させていただくコラム「私と色の出会いと未来」
第 5 回目の今回は、小川良子さんにインタビューさせていただきました。
私が“色の学び”に出会ったのは、上海で子育て中のことでした。自分の時間がほとんど取れず、友達とランチやショッピングに出かけても、何か物足りなさを感じていました。自分に集中する時間が欲しいと思っていた時に、シンガポールに住んでいた頃の友人から「美色の教科書」*1を見せてもらったことをキッカケに色を学び始めました。教科書に目を通した瞬間、まるで運命のように感じ「最後まで学ぼう!」と強く思いました。元々、絵を習ったこともあり、色に興味がありましたが、これが本格的に学ぶきっかけになりました。
*1 美色の教科書:CLE協会オリジナルの講座テキスト
実際に講座を受けてみたら、とにかく楽しく色に魅了されていきました。当時は対面の講座で、講座終わりは楽しい余韻に浸りながらスキップで帰っていたことをよく覚えています。高田裕子先生(代表理事)や先輩インストラクターのキラキラとした姿に「私もあの中に入りたい!」という憧れを抱き、学びを深めインストラクターになりました。
2016年2月撮影
奥右から2人目が小川良子さん
手前中央が高田裕子代表理事
1年間fill color school*2にて講座を担当した後、シンガポールに戻ることになりました。戻った後1カ月も経たないうちに色彩講座を開講しはじめました。また、SNSで発信した動画の反響が大きく、1カ月で80名ほどのお客様を診断させていただいておりました。お客様がお勤めの会社などで口コミを広げてくださり、ご予約が繋がっていきました。その頃、某有名ハイブランド様からご依頼をいただいたことを皮切りに数々のハイブランド様と仕事させていただけるようになりました。
*2 fill color school:CLE協会上海支部のスクール
お客様に「感動」を体験していただくことが必要だと感じます。色自体の力にはもちろん、それを纏う自分自身にも感動いただくことが大切な体験です。パーソナルカラーと心を融合させた色彩人類学のお話にも、興味を持って聴いてくださいます。お客様の感動を直に感じることができます。
とにかく知っている人は全員診断することから始める。例えば電話帳にある人、全員を診断していく。まずは近くの人を診断することによって、次の紹介にも繋がると思います。診断結果に迷う人がいたら、次の機会に再度診断させていただき、納得がいくまで診断することで自信に繋がります。
日本人もシンガポール人も同じように感動体験をしてくださいます。シンガポール人は多様なバックグランドを持っていますが、パーソナルカラー診断において診断方法や魅力の表れ方は日本人の場合と共通しています。黄色人種はもちろん白人も黒人も、人種に関わらずパーソナルカラーの診断方法は一緒で、CLE協会の診断方法は世界に通じるアプローチだと感じております。
CLE協会で身に付けた色の学びやカラー診断は、ひとを感動させることができるパワーを持っていると強く思います。外見だけではなく内面のお話しもできたり、言葉や伝え方を磨けることがCLE協会の魅力です。
会社員として平日お勤めの方でも、土日にカラー活動ができたら、メリハリがつくと思います。そして、複業は好きなことをできるので、お金だけではない幸福感を感じることができると思います。
「夢を語る」ということを大切にしております。もともとは、ハイブランド様とお仕事をしたいという夢は持っていませんでしたが、カラー活動の中でその夢ができ、周りの人に夢を語っていったからこそ、順調に叶っているという実感があります。国内外問わず、台湾やシンガポールでもご依頼をいただいております。先日は、某有名メーカーさん主催で美容師さんにパーソナルカラー診断について講演をし、今後、色を扱う美容師さんへ色の知識や技術を広めていきたいと考えています。
私は、人の成長をみることが好きで、教えることが好きです。カラーアナリストは誰にも代わりがきかない唯一無二の自分の個性を活かせる仕事だと思います。自分の体験、感動、言葉が大切になってくるからです。また家庭との両立もできる素敵な幸せなお仕事です。"やるを選ぶ"これから色を学び始める方にお伝えしたいです。
色の学びに出会い、夢を語り叶えてきたエネルギーに溢れる 小川良子さん
外見からも内面からもイキイキと輝いておられる彼女の色彩人類学診断の結果はこちら