色彩雑学
色彩雑学|垢抜けカラーは定番色から ブラウンの魅力
2024-25 Autumn&winterは
黒に変わるベーシックカラーとしてブラウンがトレンドカラーに。
1950s~60sエレガンスがトレンドに上がっている今シーズン。
黒よりも優しい印象でシックにまとまるブラウンは、さまざまな素材で提案されています。
ベーシックカラーでもあるブラウンを取り入れて秋のトレンドスタイルを楽しみませんか?
どんな色とも相性がよく、定番色としても活躍するブラウンは、秋冬ワードローブに欠かせないカラー。
キレイめにもカジュアルにも使え、飽きのこない定番色のブラウンこそ似合う色を見極めて長く愛用したい色。
イエローベースの人にオススメなのは、甘いチョコレートカラーやコーヒーのような温かみのあるブラウン。
黄みを感じさせるブラウンが肌の血色を良く見せてくれます。
ブルーベースの人にオススメなのは、ピンクみや青みを感じるクールなブラウン。
青みを帯びたブラウンが肌に透明感を与えてくれます。
今季らしくブラウンを着こなしたいなら、ワントーンコーデがオススメ。
2024AWは「エレガンス」がキーワード。
コントラストをつけたスタイリングよりもシックで上品にまとまる、同系色の濃淡や異素材を組み合わせで奥行きを出したカマイユ・フォカマイユ配色に仕上げるが今季らしく仕上がるポイントに。
dkgの同一トーンで、配色を5と6で隣接色相にしたカマイユ配色
カマイユ配色はほぼ同じ色で作られた配色。
よく見ると少しだけ違いがあり、色のわずかな違いが立体感や奥行き感を出してくれる優しい配色です。
カマイユの語源は、低い起伏を意味するギリシャ語の「kamai」に由来。
単色の濃淡で表現されることで、まるで低い起伏があるかのような立体感が出ることにちなんでいます。
dkg,dkの類似トーンで、配色を4と6で類似色相にしたフォカマイユ配色
フォカマイユ配色はカマイユ配色よりも色相差・トーン差をほんの少しだけつけた配色。
フォ(faux)は「偽物の」という意味で、カマイユよりも色とトーンの差が少しだけある分、より奥行きや立体感が出る配色方法。
少しだけ色差をつけるのが難しい、そんなときは同じトーン・同じ色で素材を変えると自然とカマイユ配色になってワントーンコーデがオシャレに決まります。
スプリングさんは、
ミルクチョコレートに同色の光沢感のあるサテンスカートで
軽さと艶やかさのあるコーディネート
オータムさんは、
ダークブラウンに同色の素材感のあるスエードのスカートで
ヴィンテージ感のあるコーディネート
サマーさんは、
ココアブラウンに同色のエアリーなチュールのスカートで
軽やかさのある上品なコーディネート
ウインターさんは
ネイビーブラウンに同色のフェイクレザーのスカートで
コントラストのあるクールなコーディネート
一言で "ブラウン" といっても、実はたくさんのブラウンカラーがあります。
並べてみると、ブラウンの色味によって雰囲気がだいぶ変わるのがわかると思います。
ブラウンは2024秋冬のトレンドカラーとはいえ、定番色。
似合う色でベーシックカラーを着こなすと一見地味に感じる定番色もクラスアップして素敵に着こなすことができます。
瞳の色は肌の色、髪の色と調和するのがパーソナルカラー。
その調和する色に合わせてブラウンを選ぶと、トータルでかマイユ配色を作ることができます。
前回の似合う髪色も参考に、今年の秋冬はぜひ、自分に似合うブラウンカラーを見つけてくださいね。
似合う髪色についてはこちらをこらんください
色が人に与える影響は意外にも大きく、
毎日、朝起きてから色を選ぶという「選択」を私たちは無意識に行なっております。
1980年代に日本へ渡ってきたパーソナルカラーを‘日本の国民性’に合わせたパーソナカラーとして
CLE協会は【外見の似合う色と性格傾向の特性】に関するパーソナルカラーを提唱しております。
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